生産性を向上させる新しい働き方を目指しての大規模リニューアル工事。
本館・西食堂・東館・東食堂の4エリアを半年間かけてリニューアルを行った。
本館1F_執務室
カウンター席やソファー席、ミーティングスペースなど、多様な使い方ができるワークポイントが設置された執務室。防災時の動線を意識し、中央に広く動線を確保している。アクセスしやすい入口付近にオフィスカフェを配置することで、部署を超えた偶発的な出会いをつくり出す
本館1F_執務室
視線や動線の多様性が生まれるように、デスクをランダムに配置。
本館2F_執務室
スライドホワイトボードや可動式家具で構成することで自由度の高いフレキシブルなプロジェクトが対応できる。セミオープンな空間とすることで、議論やアウトプットが可視化され、部門を超えた連携をつくりだす。
本館2F_多目的ラウンジ
植栽や壁面グラフィックをとりいれることで、演出性や快適性を高める。周囲を気にせずWEB会議が実施できる個室ブース(WORKPOD)を設置。
本館2F_集中エリア
書庫を改修し集中エリアに。外部からの刺激を遮断し、集中して仕事に向き合えるように周囲が程よく遮断された半個室ブースを設置。
西地区食堂
2つの食堂に特徴を出すため に 『 西=瀬戸内の緑 』 『 東=瀬戸内の海 』 をイメージして内装・家具を選定。こちらは緑をイメージ。植栽や木目を多く取り入れることで快適性を高める。
西地区食堂
食事だけでなく仕事を行いやすいワークラウンジをカフェと一体的に配置。ソファ、カウンター、モニター付きテーブルなどを配置し目的に合わせて場の選択が可能。植栽により、緑視率を高めて快適な環境を計画。
東事務所2F_執務室
執務スペースは会議室を減らすことでゆとりある空間へ。オフィス中央にリラックスワークやカフェワークができるエリアを設置。
東事務所3F_多目的ラウンジ
中央階段に隣接した多目的ラウンジを配置することで、フロア間の回遊や部署を超えた偶発的な出会いをつくり出す。
議論しやすいフレキシブルな環境により、活動やアウトプットが可視化され、部門を超えた連携をつくり出す。
東地区食堂
2つの食堂に特徴を出すため に 『 西=瀬戸内の緑 』 『 東=瀬戸内の海 』 をイメージして内装・家具を選定。こちらは海をイメージ。
東地区食堂
西食堂とファシリティを合わせ、食事だけでなく仕事を行いやすいワークラウンジを配置。
現状と同等の席数を確保しながら、席にバリエーションを作ることで気分や目的に合わせて選択できる。植栽により、緑視率を高めて快適な環境を計画。
お客様の声
オフィスを改装して1か月後に社員向けにアンケートを実施しました。概ね良好な意見が得られましたが、オフィスを改装したといってもまだ環境が整っただけで、今まさに新しい働き方に慣れていってもらっているステージになっています。社員の働き方も徐々に変わってきて、これまで関わったことがない人たちとコミュニケーションをとったり、ある目的を達成するためにグループワークをしたりという使い方も徐々にですが見られるようになってきましたので、よい方向に向かっているなという印象は受けております。
使っている人たちが自分たちでコンセプトを理解したうえで工夫するというのが大事ですし、ABWもすぐに完成するわけではなく継続して改善する、こうしたら良いとアイデアを出し続けるのが大事だと思います。その基礎になる部分の風土、雰囲気というのは出てきたのではないかと思っています。