人×知識×アイデア×アソビが交わる共創空間

部門・事業会社を超え、交わり、新たな価値を生み出す

将来に向けた対策と利便性の高いオフィス環境を整備するため

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

経営推進室 総務部 総務課 マネージャー 熊田 直樹 様 アシスタントマネージャー 相澤 文和 様

所在地 東京都港区芝5-37-8 バンダイナムコ未来研究所
URL https://www.bandainamcoent.co.jp/
業種 その他
面積 約181坪

Q.オフィスをリニューアルされたきっかけを教えてください

私たちのオフィスは、事業部ごとにフロアが分かれています。事業部内のコミュニケーションは各フロアで十分に取れるのですが、「事業を超えた交流」という部分に課題を感じていました。これから新しいものを生み出していくためには、事業の軸を超えた発想が必要だという会社の方向性もあり、事業部の垣根を超えて交流ができるよう、共創空間をつくることになりました。

Q. オフィスリニューアル前の貴社の働き方や働く環境における課題を教えてください

今までは各チーム内の連携は取れているのですが、自分の会社がどういうことをしているのか、全体感の把握が難しい環境にありました。そのため、この共創スペースでは、自分の目の前の領域だけではなく、会社の様々な情報に触れられるよう工夫をしました。さらに、私たちの仕事の特性なのですが、リリース前の商品等、機密性の高い情報を扱うことが多いため、社外パートナーの方々と執務室内での打ち合わせが難しく、クイックな打ち合わせをする場所がありませんでした。今回の共創スペースができたことで、社外の方とも気軽に打ち合わせができるようになり、連携がとりやすくなりましたね。

また、これからの働き方として、自席で仕事をするだけではなく、仕事の内容や状況に合わせて働く場所を選ぶということが必要になる中で、内勤社員の選択肢を増やすことも目的でした。今回のリニューアルでは、リラックススペースやソロワークスペース、様々な空間を構築したので、これから業務効率向上を目指した働き方ができるのではないかと期待しています。

Q.オフィス構築時にこだわったポイントを教えてください

このスペースを構築する上で、まず社員とのディスカッションを実施しました。どんな機能があったら仕事がしやすいか、多様な働き方ができるのかを話し合い、意見が合致したものは実現するよう心がけました。例えば、「IP(Intellectual Property=知的財産権)の担当が違うと自社製品でも詳しく知らない」「自社製品について学ぶ場が増えると嬉しい」という声があったため、共創スペース中央を自社製品と触れ合える空間にしました。リフレッシュ・リラックスしながら創造性を高めることができるこの空間は、今までオフィスにない環境で大変満足しています。

ドリンクスペースは、コミュニケーションツールとして活用されるのではないかということで、総務部にて導入を決めました。執務スペースと変化をつけるため、コーヒーメーカーはこだわりのものを選び、コールドドリンクに関しては「総務部のきまぐれメニュー」を用意しています。月に1・2度更新をしており、総務部内でも楽しみながら運用しています。新しいものが入ると「次は何だろう」と利用者の興味を引き、話題のきっかけづくりに一役買っているようです。

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多目的に使用できるオープンスペースは、みんなで遊んで学べる場にしたいという想いを込め、“ライブラリースクエア”という名前を付けました。セミナー・研修はもちろん、社長と社員の交流イベント「アソビモットデー」やメイクアップ講座等、活用シーンは多岐にわたります。直近では、業務外で実施する総務部主催のイベントでも使用を予定しています。今まで大人数の場合は、会議室しか選択肢がありませんでしたが、フレキシブルに家具を移動させ、空間を多様に変化させながら使用するこのスペースができたことで、社員の働き方も大きく変化したようです。

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Q.オフィスリニューアル後、社員の皆様の働き方はどのように変わりましたか

ノートパソコンに切り替わったこともあり、この共創スペースで働く社員も増え、働く場所を選ばない働き方が浸透してきているように思います。また、社外の方でも入室できるスペースができたことで「フランクな打ち合わせがしやすい」、ドリンクスペースがあることで「人が集まり自然と会話が生まれる」等、コミュニケーションの機会は確実に増えているようです。また、この場所で動画配信が行われることもあり、ユーザー様とのコミュニケーションも広がっています。今まで会議室で行っていた打ち合わせを、オープンスペースで行うことで、自然と顔が見えるようになったことも大きな変化です。利用してくれている人は、まだ一部の社員だけなので、利用者を増やすために、さらなる働きかけを行っていきたいです。

Q.さいごに、コクヨマーケティングをパートナーとして選ばれた理由をお聞かせください

今回はコクヨさんの他にも、普段お付き合いをしている数社に相談させていただきました。結果、提案のコンセプト・テーマがしっかりしていて、どこか新しさのある、優れた提案をしてくれたのがコクヨさんでした。社内でもほぼ満場一致で、コクヨさんにお願いすることに決めました。弊社の特徴をご理解いただき、エンタメ会社ならではの遊び心がある要素を取り入れながら、楽しいスペースを提案いただいたところが大きかったです。

以前は老舗の什器メーカーであるコクヨさんに、少しお固いイメージを抱いていました。昨年のフェアに伺った際、斬新なコンセプトを掲げ、時代の流れに沿った商品開発をされていることを知り、イメージが大きく変わりました。今回の提案にもこの新しさの要素が含まれていて、とても興味深かったです。

現在も「モニターを増やす」「パーティションを設置する」等、小さな更新を続けています。季節感は大切!ということで、クリスマスシーズンに合わせて飾りつけもしました。これからも真の共創を実現するため、この空間のアップデートを続けていきたいです。

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