「オルガテック東京2023」コクヨブース潜入レポート!

2023年4月26日~28日の3日間、東京ビッグサイト西1・2ホールで「オルガテック東京2023」が開催されました。今回は、「オルガテック東京2023」に潜入してまいりましたので、その時の様子をレポートいたします。当日ご来場いただけなかった方や、ご来場いただいた方ももちろん、その雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

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そもそも「オルガテック」とは?

オルガテックは、2年に一度、ドイツのケルンで開催される「オフィス家具の国際見本市」のことです。その歴史は70年にもおよび、オフィス家具をはじめ、照明・音響・ファブリックなどの世界中のメーカーが出展、時代をリードするオフィス環境の提案の場となっています。そんな「オルガテック」の国外展開が昨年ついに東京で実現しました。二度目となる2023年の会場は、昨年の約2倍の広さに、世界から120以上のブランドやメーカーが集いました。

気になる今年のテーマは?

今年のテーマは、「SHIFT DESIGN - デザインは働き方を自由にする」です。インダストリアルやファッションやグラフィックだけでなく、社会や人生、暮らしまでもデザインされる時代になりました。デザインの力が持つさらなる可能性によって、これからのワークスタイルやワークプレイスはイノベーションを創発する場所にすることもできます。これからの働き方に対してデザインができることを追求し、体現し、世界へとプレゼンテーションしようとする試みを「オルガテック東京2023」で体感できるようになっています。

【参考】オルガテック東京2023

いざ「オルガテック東京2023」へ

今年もやってきました「オルガテック東京2023」!昨年に続き、東京ビッグサイトで最先端のオフィスデザインやワークスタイルに関する展示が勢揃いしています。受付をして、いざコクヨブースへ向かいます。

オルガテック東京2023のコクヨブース

コクヨブースに到着!今年のキーワードは?

今年のコクヨブースのキーワードは「いっしょにつくろう。」です。今回の出展では、デジタルファブリケーション技術を活用した、オリジナルの内装空間やアート、家具づくりの取り組みを、「祭(まつり)」をモチーフにデザインで表現されていました。
出展ブースを作っていく上で最も意識したことは、作り手と使い手の垣根をなくし、顧客やパートナーとともにプロトタイピングを繰り返しながら顧客ごとのニーズに応えるモノづくりを行っていくこと、それによって創造性を刺激するとともに、関わった方々の「はたらく」にワクワク感を生み出していきたい、と考えたそうです。
「祭」をモチーフにしたブースでは、木材パーツで構成されたダイナミックな櫓や合板を切削して制作した大きな提灯の展示、多数のデジタルファブリケーション技術を活用した取り組み事例の展示、それらの一部を体感できるワークショップが開催されていました。

オルガテック東京2023のコクヨブース

デジタルファブリケーション技術とは?

デジタルファブリケーション技術とは、「3DCADなどで自分のアイデアなどをデータ化し、そのデータをデジタル工作機械で読み込んで造形する技術」を指します。コクヨ品川オフィスでは、2022年よりVUILD株式会社と協業し、コンピューター制御で木材などの加工をする「ShopBot」という機械を導入し、プロダクトの開発やデザインにチャレンジしています。どこでも働ける時代になったからこそ、木素材を使うことでオフィスに温かみをもたらすことができると考え、木材にこだわっているそうです。実は「オルガテック東京2023」でもVUILD株式会社と協業しています。

オルガテック東京2023のコクヨブース

コンピューター制御で木材などの加工ができる機械

photo: Hayato Kurobe

共創プロダクトをご紹介

既製品のパーツとShotbotで切り出したパーツを組み合わせることで、様々なニーズに応じてカスタマイズできることをご紹介するもので、「オルガテック東京2023」ではコクヨの開発担当者が自らのアイデアを形にした事例を展示しました。例えば、手前のテーブルではスツールの脚部材を活用し、天板部分に木材を使っています。集う人の人数や体格や使い方に合わせてテーブルの角度調整が可能になっているそうです。木の温かみが感じられる優しいテーブルですね。

木材の細長いテーブルとグレーのソファ

こちらは移動可能な収納を兼ね備えたべンチです。天面に座ることが可能で、繋がればベンチに、離せば1人用のイスにもなります。実は、脚の部材は昨年の「オルガテック東京2022」で展示があったAnyシリーズが使われています!Any sofa(エニーソファー)のフレームを使っていますが、座面が木材になるか、クッションになるか、素材の組み合わせ次第で大きく印象が変わりますね。収納もできるので、幅広い使い方ができそうです。

収納ができるベンチ

こちらの椅子は、一見座りづらそうなイメージがありますが…実際に座ってみると木材に包み込まれているような感覚になりました。座面が大きいので、ゆったり座ることができます。実は、この椅子はロングセラー商品であるコクヨ製学習机のフレームと、ShopBotで切出した合板の背座を組み合わせたものです。肘置きから上方に伸びたライトが、使用者の手元を照らします。人の体格に合わせて背座の形状とフレームの高さを変更できます。

格子状の木材の座面が印象的な椅子

そして今年も…!

出展各社ブースを対象に、ブースのコンセプトやデザイン性等の観点で審査員による審査を行う、インテリア&デザイン雑誌『エル・デコ』のサポートによるブースデザインコンペティション「ベスト プレゼンテーション アワード」が開催。全体コンセプトやデザイン性、機能性、独自性、サステナビリティ性の5つの項目に基づいて審査員による審査が行われました。そしてなんと、2年連続でコクヨブースがグランプリを受賞!次回2024年開催にも期待です。

オルガテック東京2023のベストプレゼンテーションアワード賞

さいごに

以上、「オルガテック東京2023」レポートはいかがでしたでしょうか?デザインがもつ力を感じられ、これからの働き方がどう変わっていくか楽しみになるような展示会でした。コクヨの新しい取り組みやチャレンジ、ワクワクする空間づくりを感じていただけたら嬉しい限りです。

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オフィスの移転に関して

コストを抑えて移転を行いたいです。どんな方法がありますか?

コストを抑えた移転は、移転先ビルの選定から始まります。

お客様の働き方から、出勤率やオフィス機能を見極め、契約面積を最適化する事が重要になります。

ぜひ、移転先のビル検討からご相談ください。

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見積もりを依頼する際に用意しておくことはありますか?

移転費用は、オフィスの面積や諸条件によって大きく異なります。

基本的には弊社の担当者が現場へお伺いし、現地調査を行った上で、お見積りを作成いたします。

現状の平面レイアウト図や移転先の図面をご用意いただければ、より早くお見積りが可能です。

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見積もり段階での費用は発生しますか?

基本的にお見積りは無料で対応しております。費用が発生する場合は、事前にご連絡いたします。お気軽にご相談ください。

大体どのくらい前から準備をすれば良いですか?

平均8ヵ月~1年程度の準備期間が必要です。規模にもよりますが、短期の移転でもコクヨマーケティングなら、計画立案から移転先オフィス運用までのスケジュール提案・管理が可能です。

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オフィス移転の経験がないため、何から手を付ければ良いか分かりません

お客様の環境・状況によって、何から始めれば良いのかは全く異なります。
コクヨマーケティングでは、ヒアリングや現状調査を行う事で、お客様それぞれのゴールイメージを明確化し、いつまでに何を行う必要があるのかを適切にご提案いたします。

移転準備の業務まで手が回るか心配です

年間25,000件以上の実績を持つコクヨマーケティングは、お客様の移転プロジェクトを円滑に進めるために、移転先ビルの選定からオフィスの運用まで、ワンストップでサポートいたします。経験豊富な弊社のスタッフにおまかせください。

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オフィスの平面図が手元にない

ビル管理を担当している不動産会社が図面を保管している場合がございます。ご確認お願いします。
または室内を実測していただき、簡単な図面を作成の上、アップロードいただいても対応可能です。

既存の家具も持込予定なので、レイアウトに加えてほしい

現在、お使いの家具の品名・サイズ・数量を記載したリストを平面図と同様にアップロードをお願いします。
(例)品名:デスク、サイズ:W1000xD700xH700、数量:2台

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