アウターブランディングとは?|4つのメリットと効果的に実施するポイントを解説

アウターブランディングとは社外を対象としたブランディングのことをいいます。企業ブランディングには、社外を対象としたアウターブランディングと社内を対象としたインナーブランディングがあります。どちらか片方を実施するのではなく、両輪で考えていくことが大切になってきます。またアウターブランディングをオフィスづくりに取り入れることで、社外に対して企業ブランドをアピールしやすくなります。この記事では、アウターブランディングのメリットとオフィス空間を利用してアウターブランディングを進めた成功事例をご紹介します。

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アウターブランディングとは

アウターブランディングを行う目的やインナーブランディングとの違いを解説します。

そもそもアウターブランディングとは

まずブランディングとは自社のブランド力や価値を高める施策のことで、ブランディングの対象によってアウターブランディングとインナーブランディングに分けられます。アウターブランディングとは、具体的には顧客や取引先や投資家などを対象とした社外に向けたブランディングのこといいます。主に社外に自社ブランドや商品・サービスをポジティブに発信し、一貫したイメージを持ってもらうことを目的としています。

インナーブランディングと異なる点

インナーブランディングとは、社内に向けたブランディングのことで、主に自社の企業理念やブランドの価値を社員に深く浸透させる取り組みのことをいいます。たとえば、社内表彰やオフィス環境改善、福利厚生などが挙げられます。社外に向けて発信するアウターブランディングとは対象が異なりますが、同じ企業ブランド価値を伝える点は共通しているので、インナーブランディングとアウターブランディングは両輪で考えていくことが大切になっていきます。

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オフィスブランディングの一環

「企業が大切にしていること」や「企業が目指していること」など、企業理念やメッセージを社外に伝える手段としてオフィス空間を活用する企業様が増えています。特に来訪者が目にするエントランスや応接室で取り入れる企業が多く、自社のコンセプトに合った設えにすることで企業理念などを来訪者へ印象づけることができます。また最近の就活生は就職先を選ぶポイントとして「オフィス環境」を重視している傾向が高く、人材採用のためにオフィスデザインに力をいれる企業様も増えてきています。

メインエントランスは入口壁面に、名古屋中心部の航空写真を貼付けし社内外へアピールしています。ガラスの壁面で構成された会議室や応接室は、空間を広々と開放的に感じられることで、開かれた企業イメージを演出しています。

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アウターブランディングの3つのメリット

アウターブランディングには、どのようなメリットがあるのでしょうか。主な4つのメリットを解説します。

1.認知度が向上する

アウターブランディングに取り組むことで、ブランドや商品・サービスを多くの方に知ってもらうことが期待できます。認知度を拡大するだけでなく、顧客や取引先に自社のブランドを共感してもらうことで、新規顧客からの商品・サービスの購入につながるほか、既存顧客から継続的な利用も期待できるでしょう。

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2.競合企業と差別化できる

アウターブランディングによって、競合する企業の商品・サービスとの差別化も期待できます。自社の商品・サービスと競合するものがある場合、ブランドの価値に明確な差があると、価格競争を避けられ、収益性の向上にもつながります。

3.長期的な成長が見込める

アウターブランディングを実施し、新規顧客開拓や既存顧客との関係性を強化することで、長期的な成長が見込めます。企業ブランドが向上すれば「このブランドの商品だからこそ買いたい」「この会社に依頼したい」といった企業ブランドのファンを増やすことができ、ブランドや商品・サービスだけでなく企業そのものへの共感が得られます。

 

アウターブランディングを成功に導く3つのポイント

アウターブランディングには、いくつかのポイントがあります。主な3つを解説します。

ブランドコンセプトを絞る

ブランドコンセプトとは、ブランドの価値や本質を理解しやすく示したものになります。自社のブランドや商品・サービスはどのような価値があり、どのようなニーズがあるのかを明確にしたうえで言語化しましょう。ブランドコンセプトが明確になれば、オフィスのコンセプトも明確にしやすくなります。

多くのチャンネルを利用する

広告や販促、広報など多くのチャネルを駆使し、社外への露出を高めることが大切です。具体的にはテレビや新聞や雑誌Webサイト、SNS、自社ホームページなどがあります。オフィスのエントランスや応接室にブランディングの要素を表現するのも有効です。

インナーブランディングと連携を図る

アウターブランディングのみを実施するのではなく、同時にインナーブランディングの取り組みも重要になってきます。そもそもインナーブランディングは、アウターブランディングを成功させるための土台となります。自分が所属している企業は価値があると認識できれば、社員の自社に対するロイヤリティやエンゲージメントも高まるでしょう。オフィスにブランディングの要素取り入れ、インナーブランディングとも両立させたオフィスづくりの事例をご紹介します。

【成功事例のご紹介】株式会社フジドリームエアラインズ様 

株式会社フジドリームエアラインズ様は、社員が愛着をもって快適に働けるオフィスを目指し、リニューアルを実施しました。新しいオフィスは従業員からの人気が高く、来訪者にオフィス内を紹介する人が増えています。

【成功事例のご紹介】株式会社トーテハイジング様

株式会社トータテハウジング様は、オフィスリニューアルにあたり「コミュニケーションの連鎖」をコンセプトに掲げ、オープンスペースやフリーアドレスを導入しています。2階の接客フロアにある「リビングルーム」「ダイニングキッチン」は、仕事中のオンオフ切り替えの場(リラックスして仕事を行う場)として活用していますので、お客さまの生の声や来訪された時のリアクションを感じることができます。また、3階のオフィスフロアにも間近で社員の働く姿を見ていただくことで、トータテハウジングへの愛着や理解の促進とともに、特に内勤の社員にとっては、お客さまと直に接する機会が少ないことから、貴重な接点の場にもなっています。

オフィスでアウターブランディングを効果的に進める手順

オフィスでアウターブランディングを効果的に進めるには、現状の把握やブランド要素の決定、ブランドの訴求がポイントになってきます。具体的な手順を解説します。

1.現状の把握

はじめに市場環境を分析し、自社の商品・サービスが持つ強みを明確にしましょう。ブランドや商品・サービスを訴求すべきターゲット層を固めます。競合他社と差別化を図れ、優位に立てるブランドとしての価値を見つけましょう。

2.ブランド要素の決定

次に顧客に抱いてもらいたいイメージを決定しブランドの要素を決めていきます。ブランドの要素とは、ロゴやキャッチコピー、コーポレートカラー、キャラクターなどです。受付やエントランスの内装にコーポレートカラーを取り入れるなど、オフィス空間は企業そのものを表現しやすく、ブランドイメージに直結するので、オフィスの移転やリニューアルを検討する際にはオフィスブランディングについて意識されることをおすすめします。

【コクヨのオフィスデザイン事例】株式会社サクラクレパス様https://www.kokuyo-marketing.co.jp/jirei/new-construction/post-46/

定めたブランドの要素を言語化しオフィスに取り入れたら、外部に対しブランドメッセージとして訴求しましょう。就活生向けには働く環境の紹介としてオフィスをホームページで紹介するのも有効です。そのほか、SNS、イベントなどのツールを活用していきましょう。

3.ブランドの訴求

定めたブランドの要素を言語化しオフィスに取り入れたら、外部に対しブランドメッセージとして訴求しましょう。就活生向けには働く環境の紹介としてオフィスをホームページで紹介するのも有効です。そのほか、SNS、イベントなどのツールを活用していきましょう。

まとめ

アウターブランディングとは、社外を対象にしたブランディングのことです。社内を対象としたインナーブランディングと連携することで、企業ブランドの価値だけなく社内エンゲージメントの向上も期待できます。とくに最近では、オフィス空間を企業理念やメッセージを伝えるツールとして活用する企業様が増えています。コクヨマーケティングでは、年間25,000件以上の豊富な実績から、お客様の働き方に合わせた空間を提案しています。オフィス移転はもちろんのこと、移転後のオフィス維持・運用に至るまで、ワンストップでサポートします。コクヨグループの安心・信頼とともに、コクヨ社員が実際に働くオフィス体感いただける「オフィス見学会」を実施していますので、まずはお問い合わせください。

 

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よくあるご質問

オフィスの移転に関して

コストを抑えて移転を行いたいです。どんな方法がありますか?

コストを抑えた移転は、移転先ビルの選定から始まります。

お客様の働き方から、出勤率やオフィス機能を見極め、契約面積を最適化する事が重要になります。

ぜひ、移転先のビル検討からご相談ください。

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見積もりを依頼する際に用意しておくことはありますか?

移転費用は、オフィスの面積や諸条件によって大きく異なります。

基本的には弊社の担当者が現場へお伺いし、現地調査を行った上で、お見積りを作成いたします。

現状の平面レイアウト図や移転先の図面をご用意いただければ、より早くお見積りが可能です。

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見積もり段階での費用は発生しますか?

基本的にお見積りは無料で対応しております。費用が発生する場合は、事前にご連絡いたします。お気軽にご相談ください。

大体どのくらい前から準備をすれば良いですか?

平均8ヵ月~1年程度の準備期間が必要です。規模にもよりますが、短期の移転でもコクヨマーケティングなら、計画立案から移転先オフィス運用までのスケジュール提案・管理が可能です。

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オフィス移転の経験がないため、何から手を付ければ良いか分かりません

お客様の環境・状況によって、何から始めれば良いのかは全く異なります。
コクヨマーケティングでは、ヒアリングや現状調査を行う事で、お客様それぞれのゴールイメージを明確化し、いつまでに何を行う必要があるのかを適切にご提案いたします。

移転準備の業務まで手が回るか心配です

年間25,000件以上の実績を持つコクヨマーケティングは、お客様の移転プロジェクトを円滑に進めるために、移転先ビルの選定からオフィスの運用まで、ワンストップでサポートいたします。経験豊富な弊社のスタッフにおまかせください。

オフィスのリニューアルに関して

社内のレイアウトを変更したいのですが、現状図がありません

正確なレイアウト設計を行うため、直接現場へお伺いして実測し、現状図を作成いたします。OA機器、サーバー、電話交換機の配線状況や、家具配置の安全性なども考慮した上で、現状図作成から変更図の作成も可能です。

業務を続けながら施工してもらうことは可能ですか?

ご依頼の内容によって異なります。家具の移動や配線工事であれば、業務を続けながら施工を行う事が可能です。
造作やパーティションの解体など、工具の音が大きく、作業スペースが必要な場合は、ビル管理と調整しながら、土日や夜間を利用して安全に施工を行います。お客様ごとに詳細なお打ち合わせをし、最適なスケジュールをご提案いたします。

どのくらいの費用がかかりますか?

リニューアル費用は、オフィスの現状や、お客様の解決すべき課題、目指す働き方によって、大きく異なります。
コクヨマーケティングでは、オフィスづくりのプロフェッショナルがヒアリングや現状調査を行い、家具やICT、内装工事からオフィスの運用方法まで、幅広いご提案をいたします。お見積りは無料で対応しております。お気軽にご相談ください。

フリーアドレスやWEB会議の導入など、新しい働き方の提案も行っていただけますか?

はい。社会の変化やお客様の課題に対して、柔軟に対応できる働き方を様々な角度からご提案いたします。時代の動きに合わせて、これからの新しい働き方を一緒に考えていただけるのが「コクヨライブオフィス」です。コクヨ社員が多様な働き方を実践するオフィスをご案内させていただきます。

詳しくはオフィス見学のページをご確認ください。

各部署の意見を取り入れたリニューアルを行いたいです。何か方法はありますか?

コクヨの働く環境診断 はたナビ プロ」によって、社員の意識やオフィス環境の課題の見える化と、優先順位付けが可能です。

各社員に専用WEBページの案内をメールで発信し、任意の期間内で64問の質問に回答して頂く仕組みです。

コクヨマーケティングでは、診断結果をもとにレポートを作成、お客様に合ったプランをご提案いたします。診断は無料です。お気軽にお問合せください。