在宅勤務やテレワークなどを取り入れた新しいワークスタイルが定着していく中で、オフィスの役割が見直されています。センターオフィスとして、コミュニケーションが取れるだけでなく、快適なオフィス環境を求める企業が増えています。この記事では、リフレッシュエリアやラウンジエリアを中心におしゃれなオフィス家具を使った空間構築について解説します。
おしゃれなオフィス家具を取り入れるメリットとは
おしゃれなオフィス空間を構築することで、「社員のパフォーマンス向上」「ブランディング効果」を期待することができます。ここでは、リフレッシュエリアやラウンジエリアを中心におしゃれなオフィス空間のメリットについて解説します。
▼以下の記事でおしゃれ・かっこいいオフィスの空間について、事例と合わせて詳しく紹介していますので、興味のある方は是非あわせてご覧ください。オフィスの事例について詳しく知りたい方はこちら。
社員のパフォーマンス向上が期待できる
おしゃれなオフィス空間は社員の生産性向上に期待ができると言われています。例えば、気軽にリラックスできるリフレッシュルームを設置することで、オンとオフを切り替えることができ、生産性向上に繋がるでしょう。また、リフレッシュルームで他部署の社員と交流することで、新しいアイデアが生まれるかもしれません。
▼リフレッシュルームについて詳しく知りたい方はこちら。
ブランディング効果
オフィスにおけるブランディングとは「社員にとって働きやすい環境にしたり、ブランドの価値を高める場所」にすることを指します。例えば、おしゃれなオフィス空間やリフレッシュエリア・ラウンジエリアを導入することで、来訪者に良い印象を与えることができ、企業ブランディングに有効と言われています。またコーポレートカラーを取り入れることもブランディングに繋がるでしょう。
▼以下でブランディングについて事例とあわせて詳しく紹介していますので、ご興味のある方は是非あわせてご覧ください。オフィスのブランディングについて詳しく知りたい方はこちら。
人材採用の強化に繋がる
オフィス環境を重視している学生が増えていると言われています。そのような学生に対して、リフレッシュエリアやラウンジエリアを紹介することで、良い印象を与えることができ、リクルート効果が期待できるでしょう。また、AIの登場により、ますます創造性のある仕事が求められると言われています。そのような仕事をするためにも、オフィス環境を整える必要があるのでないでしょうか。
おすすめおしゃれオフィス家具メーカー7選
では、具体的にどのメーカーがどのようなおしゃれなオフィス家具を扱っているのでしょうか。ここでは品質が高くかつデザイン性に優れたおすすめのメーカー7つご紹介します。
https://www.wilkhahn.co.jp/
Wilkhahnは長い歴史を持つ美しさと機能性に優れたドイツのブランドです。1907年に家具職人のフリードリヒ・ハーネとクリスチャン・ウィルケニングが椅子工房として設立したことが始まりです。1952年にはドイツ工作協会より加工技術が認められ、モダンファニチャーの製造を始めました。約110年を超える長い歴史を持っており、美しさと機能性を両立していることが特徴です。世界各国で愛用されており、多くの要人も使っています。
Occo (オッコ)
「デザイン性とコスト性に優れ、さまざまなエリアに対応できるマルチな椅子」を目指してドイツ人のjehs + laubがデザインしました。特徴は正面から見るとアルファベットのO、横から見るとアルファベットのCに見えるところです。色や素材のバリエーションが豊富なので、ラウンジエリアなどオフィス空間に合わせて選ぶことができます。
© Thomas Bach
Stand-up (スタンドアップ)
3Dメッシュのビビットなカラーが特徴のハイスツールです。普段は斜めに自立しており、触れると全方向にゆらゆらと揺れます。この揺れによって心身ともにリフレッシュでき、自由で柔軟な発想が生まれやすくなるといわれています。重さは約4.5㎏、キャリーストラップ付きなので好きな場所へ持ち運んで使うことができます。気分を変えてミーティングをしたい時におすすめです。
©Frank Schinski
Logon (ロゴン)
シンプルでエレガントなフォルムと利便性を両立させた会議テーブルです。天板の造作性が高く、独立型はもちろんコの字型やロの字型やUの字型などさまざまなサイズや形にすることができます。デザイン性が高いだけでなく、配線ユニットやケーブルダクトやワイヤリングクリップなど機能性に優れたオプションも充実しています。来客用の会議室や役員会議室などにおすすめです。
KOKUYO(コクヨ) 高品質にこだわるオフィス向け
https://www.kokuyo.co.jp/
KOKUYOはCampusノートなど文房具のイメージが強いですが、1960年にファイリングワゴンを発売し、そこからさまざまなオフィス家具を作り出しています。1969年には実際に社員が働いている姿をご見学いただくライブオフィスを始めました。
▼各地でライブオフィス見学の予約を受け付けています。ライブオフィスについて詳しく知りたい方はこちらから
オフィスの見学会申込み
Any way(エニーウェイ)
従来のオフィスでは珍しい柔らかい明るいカラーを取り入れているミーティングスペース向けのシリーズです。チェアー、スツール、ベンチ、テーブル、ソファなどさまざまなラインナップがあります。カジュアルなデザインなので、柔らかい雰囲気のミーティングエリアを作りたい時におすすめです。
Franka(フランカ)
シンプルなデザインが特徴のカフェテーブルシリーズです。豊富なカラーと形状があるので、イメージにあわせて空間をつくることができます。わいわいと人が集まれるカフェ空間を作りたい時におすすめです。
OSFA(オスファ)
すべてのパーツが交換できるロングライフ設計が特徴のソファです。座面と背もたれはカバーを採用しているため、空間にあわせて印象を変えながら使うことができます。背もたれや背面に設置する植栽などオプションも充実しています。リラックスできる空間を作りたい時におすすめです。
ACTUS (アクタス) 有機的で温もりあるオフィス向け
https://www.actus-interior.com/
ACTUSは1969年に輸入モダンインテリアの先駆けとして東京・青山で創業、現在ではオリジナルを含め職人が丁寧に仕上げる木製家具が特徴のひとつのブランドです日本の暮らしの質的向上「美しく丁寧な暮らし」を広めるため商品レンジは幅広く、ホームユースから、学校や図書館などの教育施設、劇場や美術館などの文化福祉施設、ホテルやレストランなど多岐にわたる空間構築も行っています。
SOUP(スープ)
CRAFTED IN JAPANをモットーに、海外で素材調達と一次加工を行い、国内の職人による技を活かし最終加工を施すことで、高いクオリティと適正な価値を提供する無垢材のテーブル&チェアーシリーズ。人数や用途、空間にあわせて、素材やデザイン、サイズのカスタマイズも可能です。
HORSE SHOE (ホースシュー)
現代のクラフトマンと呼ばれるデンマークのデザイナー「ハンス・サンガイン・ヤコブセン」によってデザインされたシリーズです。素材に貴重なマホガニーを用い、チェアーやソファの背からアームにかけて滑るような曲線が特徴です。これによって、座る方の背中に絶妙にフィットするとともに、美しさと座り心地の調和がとれています。飲食を伴うリフレッシュエリアなどにおすすめです。
FOUR CHAIR (フォーチェアー)
無垢の木材やアルミニウム、レザーなどの美しく経年変化する素材を用いたチェアーです。人間工学上、同じ姿勢で座り続けるよりも座りながら身体を動かせることが良いとされています。それに基づき、シートの幅よりもアームの内寸を広げ、より動きやすくしています。有機的でカジュアルな雰囲気を演出したい時におすすめです。
MAGIS (マジス) デザイン性にこだわるオフィス向け
https://magisjapan.com/
MAGISはプラスチックを使った家具づくりを得意とするイタリアのブランドです。1976年に北東イタリアで成立しました。ブランド名である「MAGIS」はラテン語で「もっと」の意味で、「もっというこだわり」が込められています。最先端の技術を日常の商品を取り入れているデザインが特徴です。世界で数々の賞を受賞し、ニューヨーク現代美術館やパリ国立近代美術館など、世界のミュージアムでパーマネントコレクションに選ばれています。
Magis・COSTUME (マジス・コスチューム)
人数や空間の大きさによって、組み換えが自由にできるソファです。1人用、2人用、L字型などお選びいただけます。アームレストやコネクター、カバーなどすべてのパーツが取り外しできるので、いつでも気軽にお手入れができ、清潔に保つことができます。飲食を伴うリフレッシュエリアなどにおすすめです。
Magis・CYBORG (マジス・サイボーグ)
ポリカーボネートの座と脚に田敷いて、意匠の異なる素材の背を組み合わせが特徴的チェアーです。リフレッシュエリアだけでなく、会議室に取り入れることでカジュアルな雰囲気を演出することができます。
Magis・STEELWOOD (マジス・スチールウッド)
ベストセラーシリーズのチェアーです。2007年にミラノ・サローネで発表されて、世界の注目を浴びたアームチェアーから始まり、スチール、テーブル、コートハンガーまで多彩に展開しているシリーズです。リフレッシュエリアに取り入れることでカフェ風な空間を演出することができます。
MATTIAZZI (マティアッツィ) 明るく暖かみのあるオフィス向け
https://www.mattiazzi.eu/
MATTIAZZIは木材の加工を得意とするイタリアのブランドです。1978年に北イタリア出身のマティアッツィ兄弟によって設立され、家具業者として確かな技術を培ってきました。最近では、有名デザイナーによるエッジの利いたデザインも発表しています。ビスなどの金属部材を使用しない、環境に配慮したものづくりにこだわっています。
Mattiazzi・ZAMPA (マティアッツィ・ザンバ)
緩やかなにカーブする脚、軽量で上品なデザインが特徴のチェアーです。技術の成果による平らな座面は驚くほど柔らかい座り心地になっています。スツールも展開しています。リフレッシュエリアやラウンジエリアに導入することで、明るい雰囲気を演出できます。
Mattiazzi・SOLO (マティアッツィ・ソロ)
堅牢ながらシンプルなフォルムと個性的なカラーが特徴のチェアーシリーズです。オフィス内のラウンジエリアやリフレッシュエリアになじみやすいデザインになっています。木目調の家具とあわせることでカフェ風の空間を演出することができます。
MATTIAZZI・CUGINO (マティアッツィ・クッチーノ)
スツールとしてもローテーブルとしても使うことができる製品です。コンスタンティン・グルチッチによる作品で、巧みに作りあげられた木のオブジェが特徴です。受付エリアに設置することで、象徴的なオブジェとして活用することもできます。
NORMANN COPENHAGEN (ノーマンコペンハーゲン) シンプルで上品なオフィス向け
https://www.normann-copenhagen.com/en
Normann Copenhagen は美しさとシンプルさを両立しているデンマークのブランドです。1999年に設立されました。特徴はシンプルかつ現代的なデザインを取り入れつつ、独創性と創造性を大切にしている点です。家具だけでなく、照明、テキスタイル、インテリア雑貨など多岐にわたるラインナップ揃えています。世界80か国で親しまれ、80以上のデザイン賞を受賞しています。
Normann Copenhagen FORM (ノーマンコペンハーゲン・フォーム)
木やスチールのフレームとプラスチックの座面など異素材の組み合わせが特徴的なチェアーです。2016年にドイツデザインアワードで特別賞、iFデザインアワードを受賞しています。複数の色を取り入れることで明るい雰囲気のラウンジエリアになるでしょう。
Noemann Copenhagen HYG (ノーマンコペンハーゲン・ヒュッグ)
「hygee(ヒュッグ)」とは、デンマーク語で「居心地がよいこと」を指します。安心感やあたたかさや快適さを表現したデザインと、快適な座り心地が特徴です。くつろぎや気分転換を目的とするリフレッシュエリアにおすすめです。
PEDRALI (ペドラリ) エッジが利いたこだわりのあるオフィス向け
https://www.pedrali.com/en-us
PEDRALI はプラスチックや木材など異素材の組み合わせを得意とするイタリアのブランドです。1963年に設立されました。著名デザイナーとのコラボレーションにより生まれた製品は、コンパッソ・ドーロ賞やレッドドット・デザイン賞などさまざまな賞を受賞しています。
Pedrali GLISS (ペドラリ・グリス)
機能性とエレガンスを追及したチェアーです。シェルはテクノポリマーやポリカーボネートを採用、木脚とサークル脚の2種類があります。ハイスツールも展開しています。リフレッシュエリアだけでなく受付エリアにもおすすめです。
Pedrali IKON (ペドラリ・アイコン)
時代を超越した美しい建築物のようなデザインが特徴のテーブルです。ラミネート天板は屋外で使用することもできます。
まとめ
目的や演出したい空間にあわせて、家具を選ぶことでおしゃれな空間をつくることができます。年間25,000件以上の実績を持つコクヨマーケティングでは、オフィス移転はもちろんの事、不動産会社様をご紹介することによる移転前のビル探しのお手伝いから、移転後のオフィス維持・運用に至るまで、ワンストップでサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。
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