快適なデスクワークのための、上手なオフィスチェアーの選び方 正しい姿勢で座ることで、身体への負担を軽減し、仕事の生産性UP!

オフィス移転やリニューアルを機に、古くなったチェアーを買い替える際、価格や見た目だけで選んでいませんか?

日本人の平均座位時間は、世界最長の7時間という結果がシドニー大学などオーストラリアの研究機関の調査で判明していることから、オフィスチェアーで過ごす時間が非常に長いことが分かります。

そのため、チェアーを選ぶ際は、座り心地や利用シーンなどを考慮するとこが大切です。
しかし、素材や機能、大きさなどさまざまな種類の中から、最適なものを選ぶのは難しいなと感じている方も多いのではないでしょうか。

では、具体的にどのような視点で選べば良いのか、今回は、上手なオフィスチェアーの選び方についてご紹介します。

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「正しい姿勢で座れるかどうか」で選ぶ!

「長時間座るとおしりが痛い!」「肩こりや背中の痛みが慢性化!」「パソコン操作をしていると猫背になってしまう!」といったことはありませんか?
このようなお困りごとを解決するには「正しい姿勢で座れるチェアー」を選ぶことが大切です。まずは、チェアー選びの際の基本となる「正しい姿勢で座れるチェアー」の3原則をご紹介します。

「正しい姿勢で座れるチェアー」の3原則

原則:1適正に「体圧分散」されていること

座面の硬いイスに座った場合は、身体の表面にかかる圧力(=体圧)が集中し、それが長時間続くとおしりの痛みにつながります。柔らかい面に座った場合は分散します。しかし一方で、あまり柔らかい面は姿勢が崩れやすくなるため、 おしりをすっぽりつつみ、適度な安定感を持つことが座面にとって必要な要素となります。

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原則2:背骨を自然な「S字形状」に近づけること

デスクワークで肩こりや背中の痛みが発生する場合、座っている時の姿勢に原因があるケースが多いです。
人の自然な立ち姿は、「背骨がS字形状」になっています。一方で、座った姿勢をとる場合、背骨の「S字形状」が崩れて「アーチ状」になりやすく、 その結果、上半身のさまざまな疲労をおこす原因となっています。そのため、座った姿勢でも、 背骨を自然なS字形状に近づけることが必要です。

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原則:3適正とされるサイズに調節できること

オフィスチェアーの場合、さまざまな体格の人が同じイスに座ることを想定し、個人の体格差に合わせて、正しい姿勢で座れるよう座面の高さや、奥行き、肘掛の位置などが調節できるものを選びましょう。

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メッシュVSクッション 素材選びのポイント

背もたれの素材選びも座り心地を左右する大切なポイントです。チェアーには、木製や革製など様々な素材のものがありますが、今回は、オフィスチェアーでよく使われる「メッシュ素材」と「クッション素材」に絞り、その特徴についてご紹介します。

「メッシュ」VS「クッション」 背もたれの素材を比較!

メッシュ

メッシュ素材は、クッションと比較して通気性が高く、背が蒸れにくいため、夏場や長時間座る時にも安心です。また、透け感があり軽やかなデザインなので、オフィスに開放感・先進性のイメージをつくることができます。

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<メッシュ素材の特徴>

  • 通気性が高く、背が蒸れにくくて快適
  • 軽やかなデザインでオフィスに圧迫感を与えない

<考慮する点>

  • 上半身のサポートがクッションに比べて弱い・固い
  • 大柄な方が座ると背フレームに肩甲骨が干渉する場合もある
  • 座面がメッシュの場合、長時間座ると臀部から太ももにかけて疲れがたまりやすい場合がある
  • メッシュの素材によっては、衣服の擦れが発生する場合がある
    ※機種・商品仕様によって異なります。

クッション

クッション素材は、メッシュと比較して背当たりがよく、座った時に包み込むような柔らかさがあるのが特徴です。背の樹脂色やファブリック色を執務エリアで際立たせることができます。

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<クッション素材の特徴>

  • 背当たりがよく、包み込むような柔らかさ
  • 丸みを帯びたデザインでオフィスに柔らかい印象を与える
  • 腰から背中をウレタンでサポートして、長時間座っても疲れにくい
  • 冬場や夏場のエアコンで寒いときも、体温の反射熱で温かい
  • メッシュタイプと比べて、背中や腰が背面から透けて見えない

<考慮する点>

  • イスを動かす際に、背上部を掴むため生地の汚れ・痛みが生じやすい
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オフィスの印象を左右する!色選びのポイント

チェアの張地色は、どのようなものを選べば良いでしょうか?
これまで、カラーコーディネートはお客様から見える受付エリアメインに行われてきましたが、社員が長く過ごすエリアにも働き方に合わせて活用する企業が増えています。色の選択によって、オフィス全体の印象が大きく変わります。

どのような空間を演出したいのか、デスクや内装のカラーと合わせて検討することが大切です。
チェアーの張地選びの参考に、現在、人気を集めている4つのカラーを代表例としてご紹介します。

いま、人気の張地カラーとその特徴

Image Word:スタイリッシュ
黒の張地は、高級感やスタイリッシュな空間を演出できることから、オフィスチェアーの定番カラーとして人気です。
また、汚れが目立ちにくくメンテナンスに手間がかからないのも人気の理由のひとつです。

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Image Word:すっきり・明るい
落ち着いたブルーの張地は、爽やかな雰囲気を演出でき、年代・性別問わず人気がある為、オフィスに取り入れやすいカラーです。また、深い青の張地は、黒同様に汚れが目立ちにくく特に人気です。

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Image Word:優しい・親しみ
グリーンは、リラックス効果が期待できることから、オフィスチェアーの定番カラーとして、近年定着しつつあります。暖かみを感じる木目のデスクとも相性が良いのも特徴です。

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オレンジ

Image Word:カジュアル・楽しい
活気を感じさせるオレンジは、オフィスのアクセントカラーとして人気です。華やかさや躍動感を演出でき、女性の多いオフィスには特におすすめです。緑と同様に木目のデスクとも相性抜群です。

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買い替えのタイミングはいつ?

耐久テスト等をクリアし、厳しい基準をもって作られた高機能なオフィスチェアーでも、長年にわたり使用し続けていると経年劣化からその性能を発揮できなくなってしまいます。

使用状況や形状・素材によりますが、おおよそ8年を目安に買い替えやメンテナンスをおすすめしています。
※木製脚のチェアーは5年

劣化したオフィスチェアーをそのまま使い続けていると、椅子のガタつき、グラつきにより快適性を損なうだけでなく、転倒や破損により思わぬ事故や怪我につながる恐れもあります。

オフィス移転やリニューアルのタイミングで「現在使用中の家具をそのまま転用するか」「新規で購入するか」を検討される方も多いと思います。
既存家具を転用する際は、「劣化による性能の低下がないか」、「何年くらい使用しているのか」をチェックしましょう。
使用期間が8年を超えている場合や破損等の劣化が見られる場合は、新規購入も視野に検討されることをおすすめします。

<オフィスチェアーのチェックポイント>
以下に該当する場合は、修理や買い替えを検討しましょう

  • ウレタン部分にへたりがでてきている
  • 布地の摩耗、ほつれ、破れがでている
  • リクライニング機構に不具合がある(例:ストッパー効かない、戻りが遅いなど)
  • ガス昇降機能に不具合がある(例:昇降できない・動作が重い)
  • キャスター部破損・脱輪がある

さいごに

今回は、オフィスづくりに欠かせない「上手なオフィスチェアーの選び方」についてご紹介しました。
オフィス移転やリニューアルを機にチェアーの購入を検討している方は、ぜひ、今回ご紹介した「選び方」を参考にしてみてください。

また、椅子の選び方にお悩みの方は、ぜひコクヨマーケティングまでご相談ください。

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または室内を実測していただき、簡単な図面を作成の上、アップロードいただいても対応可能です。

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(例)品名:デスク、サイズ:W1000xD700xH700、数量:2台

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