自分が管理職だと実感する業務・・・経費承認、稟議承認、勤怠承認などなど。管理職といえばマネジメント業務ですが、なかでも部下の評価は重要な業務のひとつですよね。期初にメンバーと立てた目標や状態定義に対し、実績やプロセスなどを評価し成長を促す、期をしめくくる大切な機会です。
そう、評価といえば上司から部下に対して行うものですが、同僚や部下からも評価されてしまう「360度評価」をご存知でしょうか?
成長のための"気づき"ツール 「360度フィードバック」
コクヨマーケティングでは「360度フィードバック」という、自分に関連のあるメンバーを評価者として指名し、多角的に評価をしてもらうツールを取り入れています。自身の現状の行動発揮を多面的に把握し、個人の成長、会社の成長に繋げることを目的としており、いわゆる実績評価に反映はされませんが、上司、部下、先輩、後輩、同僚などから、行動の癖がフィードバックされ、結果レポートは本人が内省するために活用されます。自身の強み・弱みなど気づいていなかった点を指摘されることもあり、特に定性コメント(もちろん、誰が記入したかは分からないようになっています)は、わたしの業務内容も人となりも知っている身近なメンバーからの具体的な指摘なので、自己を見つめ直す機会としてとても参考になります。強みは素直にうれしいですが、弱みは反省することばかりです…。
全国の管理職が集結!ワークショップ
360度フィードバックが終わった後、その結果レポートを活用し、自身の内省を通じて更なる活躍に向けた気づきを得るために、全国の管理職が集まり朝から夕方まで1日かけてワークショップが実施されます。今回はオンラインでしたが、営業や設計、企画、コーポレートなど、普段業務で関わらない様々な部門の管理職の仲間と悩みが共有でき、コミュニケーションできる貴重な機会でもあります。
ワークショップでは、具体的には、まずは自身の内省のために、360度フィードバックの結果から見えた行動の特長、行動を生み出す心の要因や過去の経験、自分の成長課題を自己分析し、グループワークで内省シェアします。それに対しグループのメンバーで「やりがいを感じた瞬間」や「強みが発揮されたエピソード」など、深堀する問いかけを行うことでさらに内省を深め、「部下の成長のために自分の何を変えていくのか」「自分なりのビジョンはどうつくっていくか?」など、これから行動をどう変えていくかを考え、具体的なアクションプランにまで落とし込みます。
忙しい日々こそ振り返りを
そしてワークショップでのアウトプットをこれからの行動に活かしていくわけですが、日々の忙しさの中でつい後回しになってしまいがちです。とはいえ、上司・同僚・部下など身近なメンバーからの360度フィードバックは、正直なところ戸惑う部分もありますが、同時に貴重な機会になっているのも事実です。今回の内省をこの1年の自分の行動変化につなげることで、次の360度フィードバックで課題や弱みは克服されているのか、成長実感できたのか、変化を楽しみにしたいと思っています。
性格は変えにくいが行動は変えられる、ということで、皆さんも忙しい日々を送っておられると思いますが、自身の行動を振り返る機会を作ってみるのもよいかもしれません。