皆さん、イライラして感情がコントロールできなくなることってありませんか?
私は管理職になってから、プレッシャーや責任感で、日々の業務の中で感情的になることが増えてきました。
以前、ストレス解消グッズを探していたら、「叫びの壺」という面白いものを見つけました。小さな壺に向かって思い切り叫ぶことでストレス発散できるもので、思わず「これだ!」とカートに入れそうになりました。(笑)
今回は、感情コントロールについて、管理職の先輩から学んだことと、実際に効果を実感している私なりの工夫をご紹介します。
私が実践している感情コントロール術
感情の波に気づく─6秒ルールの実践
先輩から教わった「6秒ルール」を実践しています。怒りやイライラを感じた時、その感情は約6秒で最高潮に達し、その後徐々に収まっていくそうです。この6秒間を意識的に乗り切ることで、感情的な言動を防ぐことができます。私の場合、イライラを感じたら「深呼吸を6回する」ことを習慣にしています。
全く異なるものに意識を向けてみる
イライラしたときは意識的に「今この瞬間」の感覚に集中します。例えば、窓の外の景色を眺めたり、あえて別の仕事をしたり、思考や視点を変えることで、怒りの感情から適度な距離を置けるようになりました。
感情のトリガーを把握し、予防的なアプローチを実践する
私は日々の業務の中で、自分がどんな状況で感情的になりやすいのか記録し対策を立てています。例えば、急な予定変更や割り込み業務に対してイライラしてしまうことが多かったので、午前と午後で30分ずつ「バッファータイム」を確保することにしました。この時間には会議を入れず、突発的な相談や予定変更に対応できるようにしています。
自己ケアを大切にする
管理職の責任は重く、ついつい自分を追い込みがちです。そんな時こそ、意識的に自己ケアの時間を作るようにしています。例えば、昼休みは必ず外に出てみるようにしたり、週末は散歩やジョギングの時間を確保したりしています。体を動かすことで、心身のリフレッシュができ、ストレス解消にもなっています。
感情コントロールの本質を考える
感情コントロールのために、あれこれ試してはいますが、なかなか難しいですよね。これだけいろいろやってみても、数か月に1度は部下や同僚にキツイ言い方をしてしまって「やってしまった...」と、夜に落ち込んでしまうことも多々あります。
実は自分でコントロールできる感情って意外と少ない気がします。トラブルや予期せぬ事態が起きた時、最初の感情的な反応を抑えるのって、誰でも難しいですよね。
それに、怒りの感情は必ずしも悪いものではありません。理不尽な要求や大切な価値観が脅かされそうになった時の怒りは、むしろ自分を守るためのサインだと思うんです。だから、最近は、感情を抑え込むのではなく、まずは「あ、今イライラしてるな」って素直に認めることにしています。そして、一人で抱え込まず、信頼できる上司や同僚に相談することで、気持ちが楽になることも多いのです。
つまり、感情コントロールの本質って、感情を完全に抑え込むことじゃなくて、うまく付き合って、適切に表現していくことなのかなって思っています。
人間だもの、イライラしたり、感情的になったりするのは当たり前。完璧を目指すのではなく、時には失敗も認めながら、自分らしい感情との付き合い方を探っていけたらいいなと思います。
皆さんは、どんな風に感情と向き合っていますか?
「こんな方法が効果的だった!」といった体験や失敗談も含めて、ぜひシェアしていただけたら嬉しいです。