コクヨマーケティングの東京霞が関オフィス総務の M.Eです。
先日は、当社名古屋オフィス総務のKTより、「オフィス再開に向けた短期的な感染対策」についてブログで紹介させていただきました。
今回は、コクヨマーケティング霞が関オフィスの取組みをご紹介します。
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霞が関オフィスでは、名古屋オフィスと同様に、まずは短期視点として感染拡大に対処・阻止することを目指しています。
ただし、引き続き中長期的視点での見直しも必要になると考えています。
設計のメンバーを中心に、中長期的な視点でオフィスのあり方について検討を進めており、今回はファーストステップとして、7月にレイアウト変更や家具の入替え、運用の見直しを行いましたので、その一部をお届けします。
▲ 改修作業中の風景(どこかにEMも写ってます)
変更点①:座席設定数・運用
霞が関オフィスは、床面積約800坪に、約470名が在籍しています。 コロナ以前、執務エリアの席数は356席ありましたが、今回50%以下の在席率をめざすため、席数は約50%程度削減しました。
また、従来、営業職と企画職、設計職のメンバーは、指定された範囲の席に座るグループアドレス制としていましたが、完全フリーアドレス制へと移行しました。
これは席数が大幅に減るため、グループで切り分けることが困難になったことも一因ではありますが、 出社時は、テレワーク中希薄になりがちな「他部署との情報共有を図ること」と、「業務の内容に合わせて自由に場所を選べるABW推進」を目的に完全フリーアドレス制への移行に踏み切りました。
変更点②:主動線の見直し
主要動線の通路幅は2m確保し、右側通行としました。
フィジカルディスタンスを確保し、人と人が交わる頻度を下げるため、カーペットに進行方向を示すデザインを施しました。
▲ 進行方向がわかる(右側通行)ようにカーペットを張り替えました
変更点③:出入口の見直し
出入口で人が交錯しないよう、社員用出入口は別々に設定し、入口、出口の専用としました。
変更点④:執務エリアのレイアウト変更
執務エリアの内部はかなり密な状態でしたので、一部、家具の入替えを行い、席と席の間を2m以上確保するレイアウトに変更しました。
また、固定席(内務スタッフ)に営業マンが近付き過ぎないようにするため、床に2mの範囲を示したサインを施しました。
これでディスタンスを確保しながら会話ができますね。
変更点:⑤ 複合機コーナーの密回避
利用頻度の高い複合機のコーナーは立ち位置を決め、人が集まらない様にしました。
定員を決め、立ち位置を床に記し、利用者がいる際は近づかないよう工夫しました。
コロナ以前はコミュニケーションのしやすさをメインにレイアウトしていましたが、ディスタンス確保の観点から、ソロワーク席を増やし、複数人で使用する席には、飛沫拡散防止するためのアクリルパネルを設置したり、向かい合って座らないなどの工夫もしています。
また、ブログでご紹介した以外にも、霞が関ライブオフィスでは、コロナ禍で急増したWEBミーティングに対応するための個人ブース席、ディスタンスを確保した上でリアルでのミーティングを行うためのオープンミーティングスペースなども用意しています。
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