皆さんのオフィスでは、『コートハンガー』において、どのような運用をされていますか?
私たちのオフィスでは、コロナ感染症対策のため、業務の関係のない共有物は一旦利用禁止としました。
オフィス運用の見直しは都度行っていますが、今回は、最近運用の変更をしました、オフィスの 『コートハンガー』 についてのお話です。
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収納庫のコートハンガー利用禁止
緊急事態宣言解除後のオフィス再開にあたり、弊社では以下5つの基本指針に則り、オフィス運用ルールを設けました。「収納庫のコートハンガーは禁止」は『非接触』に関するところの対応としてルールです。
当時は、運用ルールを社員にメール配信し、使用禁止のサインを貼るなど周知徹底を行いました。
運用ルール抜粋
- 収納庫・共有ロッカーのコートハンガーの使用は当面禁止とします
- コートハンガー使用禁止期間中は、上着を椅子の背もたれに掛けることを可とします
運用ルール見直し〜オフィスカイゼン委員会 活動開始〜
禁止ルール設定の当初は、春先、暖かくなってきた頃でしたので、特に問題はありませんでしたが、冬に向けて、コートハンガーをどうしていくべきか、そろそろ考え始めなくてはと思ったのは10月上旬です。この頃より、オフィスカイゼン委員会で、今後の運用について議論を開始しました。
議論の結果、案としてまとまったのは
収納庫のコートハンガーは、現状のまま使う。ただし以下3点の対策を講じる
- ハンガーの間隔をあけ、コート同士が触れないようにする(ハンガー30本→10本へ)
- コードハンガーを覆うビニール(クリーニングで利用するようなもの)をハンガーに設置
- 衣類用の除菌スプレーを設置
というものです。
まずは、「ハンガーの間隔をどう空けるか」です。
洗濯ばさみで試してみましたが、いまいち見た目がよくありません。
そこで、位置決めグッズとして以下を購入し、試してみることにしました。
以下の8cmですが、厚みのあるコートについても考慮して、もう少し間隔をあけて、1つの収納庫のコードハンガーに、8〜9本収納してはどうかという話になりました、全部で社内に収納庫のコートハンガーは14か所ありますので、約120人、在籍人数の約40%の確保ができます。
弊社オフィスでは、部門により出社制限を設けており、現在の出社人数も40%くらいですので、ひとまずハンガーの数を減らすことは、問題はなさそうです。
早速10cmにカットしてはめてみました。いい感じです。
余談ですが、ハンガーについているテープは目印です。何の目印かというと、これで自分の利用しているハンガーを記憶し、取り間違いを防ぐためのものです。こちらもカイゼン委員会のアイディアで実施していました!
続いて、「コードハンガーを覆うビニール(衣類カバー)」についてです。
こちら、扱いが面倒なため、利用されないのは?と声があがりました。最もな意見です。そのため、まずは少量で購入し、総務で貸し出し運用を行い、希望者にヒアリングした上で、採用の可否を判断することにしました。ちなみに、衣類カバーも100均で購入しました。2枚で100円です。
さて、運用が確定したところで、収納庫のコードハンガーの整理や、位置決めグッズ、除菌スプレーの設置作業に取り掛かります。
14か所、全て設置完了しました!
社員は見た目からも安心して利用できそうですし、これで冬場のコート問題もひとまず安心です。
以上、今回は、オフィスの『コートハンガー』の運用ルール見直しについてお届けしました。
今後も、周囲を巻き込こみながら、皆で意見を出し合い、より快適で働きやすいオフィスとなるよう検討していきたいと思います。
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