若手社員発案!部門を越えた絆を育む「コクヨ工場見学ツアー」

コミュニケーション室

 こんにちは。コミュニケーション室のY.Y.です。 
今回は、社員向けに実施しました「コクヨ工場見学ツアー」についてご紹介します。

若手の声から生まれた企画

この工場見学ツアーは、若手メンバーからの声がきっかけとなって実現した企画です。
コロナ禍以降、多くの企業が直面している課題の一つに「社員間のコミュニケーション不足」がありますが、コクヨマーケティングも例外ではありませんでした。

特に若手社員から「他オフィスの同僚と知り合う機会が少ない」という声が多く聞かれました。
これらの声に応えるため、コミュニケーション室では「コクヨ工場見学ツアー」を企画。
自社製品への深い理解はもちろんのこと、部門を越えた人脈形成、そして成長機会の提供によって、若手社員がこの会社で長期的なキャリアを描けるようになってほしいという思いも込めて、この企画が実現されることになりました

若手から全社員へ

若手社員の声から生まれたこの企画は、社内で大盛況でした。そのため、第2回目は、若手社員だけではなく、ベテラン社員や普段外出や出張の機会がない内勤者を含めた全社員に枠を広げることになりました。

この企画の特徴は、強制参加ではなく手上げ制を採用していることです。社員一人ひとりの前向きな意思を尊重し、自発的な参加を促すことで、より高い学習意欲と交流への積極性を引き出すことができます。

そして今回は、第2回目の「コクヨ工業滋賀/コクヨ三重工場見学ツアー」の様子をレポートいたします。

キャンパスノートの誕生の地 -コクヨ工業滋賀-

コクヨ工業滋賀は、コクヨの代表的製品であるキャンパスノートの主要生産拠点です。 
キャンパスノートの80%が、ここコクヨ工業滋賀で生産されており、累計35億冊以上を販売しています。

見学ツアーでは、原紙ロールからキャンパスノートができあがるまでの全工程を見学できます。
表紙、中紙、背クロスという一見シンプルな構造のノートですが、その中には数々のこだわりと工夫が詰まっています。 参加者の多くがこれらの詳細な説明に、真剣に耳を傾けていました。

この見学を通じて、日々使用している文具がどのようにつくられているのか、その背景にある技術と情熱を肌で感じることができました。

オフィス家具の誕生の地-コクヨ三重工場-

コクヨ三重工場は、コクヨのオフィス家具生産の中心地です。
ここでは、デスクやワゴンなどのオフィス家具を製造しています。

見学ツアーでは、組立前の部材、手作業で行われる縫製作業など、普段目にすることのない製造過程を間近で見ることができました。

コクヨのものづくりにどんな技術が使われているのか、どんな部分にこだわっているのかを実際に見ることで、製品への理解が深まります。

参加者からは、「1つの製品をつくるのに、多くの工程が必要なことに驚いた」「効率よくかつ高品質な生産を行うための工夫がいたるところにあることがわかった」といった感想が寄せられました。

広大な敷地内にある緑豊かな三重工場

三重工場の取り組みや課題などの貴重な話に真剣に耳を傾けています。

三重工場で製造されているオフィス家具。
働き方の多様化による新しいニーズに伴い、リビングライクな家具も多く製造しています。

未来への投資:社員の成長が会社を変える

今回のコクヨ工場見学ツアーは、単に製品の製造過程を学ぶだけではなく、普段交流のない社員同士が関わることで、新たな絆を築く機会となりました。参加者からは「またこういった機会があれば参加したい」といった嬉しい声が多く寄せられました。

こうした取り組みの積み重ねが、結果として活力のあるよりよい企業風土の醸成につながることを信じ、今後も社員の交流を促進する機会や社員の成長につながるチャレンジを積極的に支援していきたいと思います。

オフィス見学

コクヨ社員が実際に働くオフィス体感いただける「オフィス見学」、オフィスや働き方の課題解決のヒントが満載です。