オフィスあるある、「ちょっといい?」から始まる雑談マスターの長話で、仕事が手につかない経験はありませんか? 今日は、そんな雑談マスターとの上手な付き合い方をご紹介します。これで仕事の効率アップ間違いなしですよ!
立ち話作戦
雑談が長引きそうな予感がしたら、立ち話作戦を実行しましょう。座っている状態だと長話になりがちですが、立っていれば自然と話が短くなる傾向があります。「ちょっと席を外す予定があるので」と言いながら立ち上がり、立ったまま話を聞くのです。相手も長々と話すのは気が引けるはずです。
話題をコントロール
雑談マスターの話題をうまくコントロールするのも効果的です。個人的な話や昔話になりそうな時は、さりげなく仕事の話題に戻しましょう。「そういえば、先日の会議の件でお聞きしたいことがあったんですが…」といった具合に、仕事に関連する話題に誘導するのです。これなら、雑談を切り上げやすくなりますよ。
次の予定を活用
最後に、次の予定をうまく活用する方法です。例えば、「申し訳ありません。この後、11時から会議がありまして…」と、実際の予定を伝えるのです。カレンダーアプリを見せながら「今日はスケジュールがびっしりで…」と説明するのも効果的です。これなら、相手も長話を控えやすくなります。ただし、嘘の予定をつくるのは避けましょう。実際の予定をうまく活用することがポイントです。
以上、雑談マスターとの上手な付き合い方をご紹介しました。
コミュニケーションのバランス術
最後に、ここで一つ重要なポイントを付け加えたいと思います。効率性を追求するあまり、必要なコミュニケーションまで削ってしまっては本末転倒です。雑談の中から新しいアイデアが生まれたり、部署間の連携が深まったりすることも少なくありません。むしろ、適度な雑談は職場の潤滑油となり、チームワークを高める効果があります。大切なのは、必要なコミュニケーションと不要な雑談を見極め、バランスを取ることです。例えば、朝のちょっとした挨拶や、昼食時の軽い会話などは、積極的に参加してみましょう。これらの短い会話が、後々の円滑な業務連携につながることもあります。また、定期的にランチミーティングを行うなど、コミュニケーションの場を意図的につくることで、雑談の時間と仕事の時間をうまく分けることもオススメです。
コクヨマーケティングでは、部署横断型のランチミーティングを実施しています。会社から一部昼食購入費用の補助を受け、社員が一緒に昼食を買いに行き、オフィスのリフレッシュスペースでランチを楽しみながら、自由でカジュアルな雰囲気の中で意見交換を行います。この取り組みにより、普段接点のない社員同士の交流が生まれ、新たな業務上の関わりへと発展する可能性が広がることを期待しています。
結局のところ、効率的に仕事を進めながらも、必要なコミュニケーションは積極的に取っていく。この両立こそが、現代のオフィスワーカーに求められるスキルなのかもしれません。明日からのオフィスライフが、効率的かつコミュニケーション豊かなものになることを願っています!